風疹（ふうしん）大流行!!/ブログ

風疹（ふうしん）が今、流行っていますが、

いったい風疹とはどんな病気なのか？

 
風疹とは風疹ウイルスによって起きる感染症で、

感染から２～３週間の潜伏期間を経て、赤い発疹や発熱、リンパ節の腫れなどの症状が表れます。

命に関わる病気ではありませんが、妊娠初期の女性が感染すると、胎児に障害が出る恐れがあります。

どのように感染するのか？

患者のせきやくしゃみによる飛沫（ひまつ）感染。

症状が弱くてもマスクを着用し、感染拡大を防ぐことが重要です。

今年の患者は約８割が男性で、２０～４０代に多いのが特徴です。

なぜ、成人男性に感染が広がっているのか？

厚生労働省によると、風疹の予防接種は、

平成６年度まで女子中学生に限定されていたことなどから、

特に男性の接種率が低く、免疫がない人が多い。

また、予防接種を受けても抗体のないケースもあり、

２３年度の感染症流行予測調査では、

２０代の男性は１０人に１人、３０～５０代前半の男性は、５人に１人が風疹の免疫を持っていないそうです。

どうすれば防げるのか？

感染を防ぐには、ワクチンの接種が有効で、実施する医療機関に行けば受けられます。

料金は医療機関によって異なりますが、５０００～８０００円程度となっています。

ただ、ワクチンには、病原性を弱めたウイルスが入っており、妊娠中の女性は接種ができません。

妊娠を希望する女性は、妊娠前に接種する必要があります。

接種後、２カ月は避妊する必要があります。

すでに妊娠している人は、雑踏をなるべく避けて、家族ら周囲の人にワクチンを接種してもらうのが効果的でしょう。

風疹に一度かかっていても、予防接種は必要か？

風疹にかかったと思っていても、実際は風疹ではなく、症状の似た別の病気のケースもります。

不安な人は改めて、接種を受けることが有効です。

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